肌荒れを漢方の力で治す場合には、肝臓や胃、腸などの内臓器官に働きかける漢方を飲んでみると良いでしょう。内臓の働きが弱っていたり、体調の悪化が原因で肌荒れが起こっていたりする場合には、漢方が効果的です。
内臓の調子が悪いと肌に悪影響を与えてしまいます。そのため、体の内側から調子を整える漢方は肌トラブルにおすすめです。
例えば、肝機能が低下していると顔にくすみやシミが出来てしまうことがあります。お酒の飲み過ぎだけでなく食べ過ぎも肝機能を低下させてしまうので注意が必要です。肝臓にはアルコールなどの有害物質を解毒する作用があります。ですが、この機能が弱まると血液中に有害物質が含まれやすくなるため、顔色が悪くなったり、くすみなどの肌荒れを引き起こす原因になったりします。
他にも、肝機能が低下すればビタミンやミネラルなどの美肌に必須な栄養素が行き届きにくくなるため、肌荒れを起こしやすくなります。また、肝機能の低下はシミが出来やすい体質になってしまいます。
便秘などの腸内環境の悪化も肌トラブルに関係しています。便秘になると、腸内に悪玉菌が増えるため体内に毒素やガスが溜まりやすくなります。それが、血中に排出されると新陳代謝の悪化を招きます。また、便秘による腸内環境の悪化は自律神経を乱れさせるため、肌荒れの原因となるわけです。

このように、肝機能の低下や腸内環境の悪化は肌トラブルの原因になります。ですが、それを治す働きがあるのが漢方です。
ただ、症状ではなく体質によって選ぶことが重要になります。体質を改善することで症状を抑えるのが漢方だからです。そこで、体質には様々ありますが、エネルギー不足の方におこりやすい気虚というタイプの方は、補中益気湯(ホチュウエッキトウ)という漢方を選んでみると良いでしょう。胃腸などの内臓の働きをよくするため、シミや乾燥、血色の悪さを改善することが出来ます。
化粧品やスキンケア商品を使っても、肌の状態が改善しないという方は、内臓器官の不調が原因であると考えられます。その際は、漢方を使ってみるのもいいでしょう。